診療のご案内
特定検診が始まりました。メタボリックシンドロームの有無を調べるのが主な目的です。今までの住民検診と違い、眼底検査が行われなくなりました。目にも成人病がありますので眼科検診をお勧めします。
また子供さんの目の病気についても診療しています。
■治療方針
患者さんと相談の上最も適した治療法を選択するよう心掛けています。
原則に則って負担が少なく治療効果が得られる方法をお薦めしています。
より高度な治療が必要な場合は病診連携している山梨大学医学部付属病院をはじめ近隣の施設へ紹介いたします。
■診療科目
眼科一般
■診療時間
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 9:00~12:00 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
午後 2:30~6:00 | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ▲ |
【休診日】水曜午後、日曜・祝日
メガネ処方の方、コンタクトレンズ装用が初めての方は装用練習があり1時間ほどかかります。
診療時間終了1時間前までに受付をお願いします。
■特色とする治療法など
当院では、地域のかかりつけ医として、患者さまが何でも気軽にご相談できるよう配慮しております。
■来院に必要なもの
保険証、各種医療証、お薬手帳をご持参ください。
また、気になる症状や質問したい点などメモをご用意いただけると良いかと思います。
■主な病気
■糖尿病網膜症
眼底出血をはじめ様々な目の合併症がおこります。人間ドックの眼底写真だけでは十分見つからない異常もあります。眼科で精密眼底検査を受けましょう。
■緑内障
40歳以上の成人の5~6%の人にみつかります。自覚症状の乏しい方が多いので注意が必要です。
■弱視、斜視
子供さんの視力や両眼視機能(遠近感や立体感)の成長は7歳前後までです。検診で視力が悪かったり斜視の疑いを指摘された方は早めに治療を始めることが大事です。
■加齢黄斑変性症
最近増えてきた病気です。進行しますと視力の回復が難しいので早期発見に努めています。
■アレルギー性結膜炎
季節性のもの(花粉症など)と通年性のものがあります。効果の強いステロイド剤を使用すると副作用で緑内障を起こすことがあるので眼科で診療を受けましょう。通年性アレルギーの方もいらっしゃいます。アレルギーの原因を調べるため血液検査も行っています。
■ドライアイ
コンタクトレンズ使用者、パソコンの長時間使用などで目が乾いたり不快感のある方はご相談ください。
■強度近視
近視が強くても眼鏡かコンタクトレンズでよく見えているからと安心していませんか。強度近視の方は網膜に傷ができて網膜剥離という病気を起こしやすいので年に1回は精密眼底検査をしましょう。人間ドックなどの眼底写真では不十分です。
■アトピー性皮膚炎
アレルギー性結膜炎、白内障、網膜剥離など眼の合併症があります。
■主な検査
■静的視野検査
主に緑内障の発見、経過観察に適しています。慢性疾患支援システム研究会発行のマイ健康レコードカードをお持ちの方は山梨大学と検査データを共有できます。大学病院からの依頼で当院で検査を行う方も増えています。
■動的視野検査
身体障害者の視覚障害の申請の際などに行います。そのほか心因性視力障害などの診察に適しています。視野検査をきっかけに脳梗塞や脳腫瘍が見つかることもあります。
■蛍光眼底撮影
糖尿病などの眼底出血の詳しい検査ができます。
■OCT.OCTA
緑内障や、加齢黄斑変性の早期発見や、経過観察に適しています。
造影剤を使わずに眼底の血管病変の検査が可能です。
■主な治療
■レーザー光凝固
眼底出血、網膜裂孔、緑内障などの治療ができます。
■涙点プラグ
目薬だけでよくならないドライアイの方の涙点をプラグで塞ぐと症状が軽快します。
■鼻涙管チューブ
鼻涙管が詰まると涙目になります。チューブを入れて広げると改善します。
■抗VEGF阻害薬硝子体注射
糖尿病黄斑症(詳しくはこちら)、網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞症による黄斑浮腫、(詳しくはこちら)に対して効果があります。
■ステロイド剤注射
糖尿病黄斑浮腫に対して行っています。